「技能ビザ」とは

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　「技能ビザ」は、いわゆる「就労ビザ」の一つであり、正式には、在留資格「技能」と言います。

　在留資格「技能」は、産業上の特殊な分野において熟練した技能を有する外国人材を受け入れるために設けられています。

　さらに言いますと、技能ビザは、日本人では習得が難しい外国特有の技能を持つ外国人材を受け入れることで、日本の経済・産業発展に貢献してもらうことを目的としています。

　就労ビザの代表格である技術・人文知識・国際業務ビザ（在留資格「技術・人文知識・国際業務」）は、大学・専門学校などで学んだ知識を活かせる専門職や、外国人特有の感性を活かせる専門職を主な対象としています。

　それに対して、技能ビザ（在留資格「技能」）は、一定期間以上の実務経験によって身に着けた外国特有の技能を発揮できる専門職を対象としています。

　ですから、技能ビザは、「職人のための就労ビザ」とも言えるでしょう。

　技能ビザに該当する代表的な職種としては、外国料理の調理師・コックや洋菓子のパティシエなどがあります。

　具体的な例としては、中華料理の調理師や、インド料理のコック、イタリア料理のシェフ、フランス菓子のパティシエなどが挙げられます。

　なお、調理師やコック、パティシエなど以外にも、技能ビザに該当する職種があります。

　次回のコラム【技能ビザの対象となる職種】では、技能ビザに該当する職種について詳しく説明させていただきます。

まとめ

Memo

「技能ビザ」は、いわゆる「就労ビザ」の一つであり、正式には、在留資格「技能」と言います。

技能ビザに該当する職種は、一定期間以上の実務経験によって得た外国特有の技能を発揮できる専門職です。技能ビザは、いわば「職人のための就労ビザ」です。

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