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「技術・人文知識・国際業務ビザ」の対象となる外国人

 「技術・人文知識・国際業務ビザ」は、正式には、在留資格「技術・人文知識・国際業務」と言います。

 

 技術・人文知識・国際業務ビザ(在留資格「技術・人文知識・国際業務」)は、主に、専門的な知識や、技術、経験を持つ外国人材を対象とするビザ(在留資格)です。

 

技術・人文知識・国際業務ビザは、最も一般的な就労ビザです

 2019年(令和元年)10月23日に法務省が発表したデータによると、2018年(平成30年)に、外国人留学生による就労可能な在留資格(就労ビザ)への変更申請は、25,942人に許可されていますが、そのうち93.2%(24,188人)を「技術・人文知識・国際業務」が占めています。

 

 ですから、在留資格「技術・人文知識・国際業務」は、就労ビザに該当する在留資格の中でも代表的な在留資格です。

 従いまして、技術・人文知識・国際業務ビザは、数ある就労ビザの中でも最も一般的な就労ビザと言えるでしょう。

 

技術・人文知識・国際業務ビザには、3つのカテゴリーが含まれています

 技術・人文知識・国際業務ビザは、その名が示す通り、「技術」、「人文知識」および「国際業務」の3つのカテゴリーからなります。

 これらの3つのカテゴリーは、外国人が行う仕事の内容に応じて区分されています。

 

 いわゆる「事務系(ホワイトカラー系)」の専門職は、「人文知識」カテゴリーに当てはまります。

 

 技術系(エンジニア系)の専門職は、「技術」カテゴリーに該当します。

 

 そして、翻訳、通訳、語学教師など、外国人特有の考え方や感性を必要とする仕事は、「国際業務」カテゴリーに入ります。

 

 いずれのカテゴリーでも、一定以上の学歴(例えば、大学・専門学校を卒業しているなど)あるいは一定期間以上の実務経験が要件として求められます。

 

 技術・人文知識・国際業務ビザを取得するには、予定している仕事の内容がどのカテゴリーに該当するのかを適切に判断した上で、該当するカテゴリーの要件を満たし得るのか否かを見極めなければなりません。

 

 次回のコラム【技術・人文知識・国際業務ビザの各カテゴリーの職種】では、それぞれのカテゴリーの職種についてもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。

 

まとめ

 

Memo   

技術・人文知識・国際業務ビザ(在留資格「技術・人文知識・国際業務」)は、主に、専門的な知識や、技術、経験を持つ外国人材の受け入れを目的としています。

技術・人文知識・国際業務ビザは、就労ビザの中でも最も一般的な就労ビザと言えます。

技術・人文知識・国際業務ビザは、「技術」、「人文知識」および「国際業務」の3つのカテゴリーからなります。

技術・人文知識・国際業務ビザを取得するためには、予定している仕事の内容がどのカテゴリーに該当するのかを適切に判断しなければなりません。

 

 次のコラム【技術・人文知識・国際業務ビザの各カテゴリーの職種】を読む

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