ここでは、永住ビザの基本要件(条件)について説明させていただきます。
目次
永住ビザの3つの基本要件(条件)
前回のコラム【永住ビザを取得するメリット】fa-arrow-circle-rightで述べましたように、永住ビザには、就労ビザなどの他のビザには無い大きなメリットが様々ありますが、その分、他のビザと比べて審査がより厳格であり、許可へのハードルが高いと言えます。
永住ビザの取得を目指すにあたっては、まず、永住ビザの基本要件がどのようなものなのか把握しておく必要があります。
法務省が発表している『永住許可に関するガイドライン』によると、永住ビザ(在留資格「永住者」)が許可されるための要件として、以下の3つの基本要件(条件)が定められています。
① 素行が善良であること(素行善良要件)
日本社会の一員として日本の法律を遵守していることが求められます。
*「素行善良要件」の詳細については、【永住ビザの基本要件①:素行善良要件】fa-arrow-circle-rightをご覧ください。
② 独立の生計を営むに足りる資産または技能を有すること(独立生計要件)
公共の負担になっておらず、将来的に安定した生活が見込まれることが求められます。
*「独立生計要件」の詳細については、【永住ビザの基本要件②:独立生計要件】fa-arrow-circle-rightをご覧ください。
③ その者の永住が日本国の利益に適合すると認められること(国益要件)
永住ビザを許可することが、日本の国益に適合することが求められます。
「国益要件」には、「原則として引き続き10年以上日本に在留していること」、「公的義務を適正に履行していること」、「現に有しているビザ(在留資格)について最長の在留期間をもって在留していることなど」などの条件が含まれます。
*「国益要件」の詳細については、【永住ビザの基本要件③:国益要件】fa-arrow-circle-rightをご覧ください。
基本要件が3つだけということで、一見、クリアすることがそれほど難しくないような印象を持たれるかもしれませんが、それぞれの要件の内容は非常に細かく規定されています。
ですから、永住ビザを申請するに際しては、これらの基本要件の内容をよく確認し、要件をクリアできるのかどうか検討することをお勧めします。
次回のコラム【永住ビザの基本要件①:素行善良要件】fa-arrow-circle-rightでは、まず、これらの3つの基本要件のうち、「素行善良要件」について詳しく解説してみたいと思います。
まとめ
fa-hand-o-upMemo
fa-tags永住ビザを取得するためにクリアしなければならない要件は、① 素行が善良であること(素行善良要件)、② 独立の生計を営むに足りる資産または技能を有すること(独立生計要件)、③ その者の永住が日本国の利益に適合すると認められること(国益要件)の3つの要件です。
fa-tags3つの基本要件の内容は、非常に厳格かつ詳細に規定されていますので、永住ビザを申請する前によく確認しておく必要があります。
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